企業説明会で楠見製作所新富士工場の佐野工場長が講話

2019.10.29 Tuesday 16:29
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     ユニバーサル就労支援センターによる25回目の合同企業説明会が

    このほど、市役所会議室で開かれました。6社から8人が出席して、市、

    支援センターからの事業内容などの説明に続いて、株式会社楠見製作所

    新富士工場の佐野祐一工場長から、ユニバーサル就労による採用と就労に

    関わる感想などに耳を傾けました。

     

     

     佐野工場長によると同社では1年ほど前、支援センターの紹介で1人の

    男性の体験就労を受け入れました。その後この男性は無償コミューター

    からアルバイトを経て、正式雇用に至ったということです。また別の

    障害者手帳を持つ女性も体験就労から無償コミューターまで進んでおり、

    雇用しようと考えているとのことでした。

     採用した男性は当初はコミュニケーションに難があるように思いまし

    たが、たいへん真面目で、欠勤がまったくない出勤率100%という勤務

    状況のうえ、教えたことに対する理解が早く、レベルアップへの意欲が

    強かったといいます。実際にひと月ごとにレベルアップするのが分かる

    状態で、今では周囲に違和感なく溶け込んでいるそうです。

     佐野工場長は「ユニバーサル就労支援センターから紹介される人たちには、

    自分に自信を持てない人、以前の職場で人間関係や仕事の失敗などを経験し、

    仕事に対するストレスを抱えている人などもいますが、この中に素晴らしい

    能力を持った人たちがいっぱいいます」と話し、この人たちの能力を生かす

    ことが人手不足解決の近道であるとの考え方を示しました。

     佐野さんは、こうしたコミュニケーションが苦手な人に対しては、一人一人

    が掛け声をかけてやるとか会社全体で理解してやることが大切、とアドバイス。

    有効求人倍率がなかなか下がらない現状やこれからの少子化に向けても

    ユニバーサル就労センターとの協力関係が役立つ、と話しました。

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